既設屋根の遮熱工法
短工期で工場の過酷な暑さを低減
作業環境を改善します。
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従来工法より軽量で高断熱
従来の折板屋根の断熱改修工法は、既設の折板屋根の上に新たな屋根を敷設し、その間に断熱材(グラスウール)を充填する二重折板で行います。
築年数のある建物の場合は屋根の重量が懸念され、通常の屋根工事と同じくらい工期はかかります。
「元旦エコパネルシステム」は、マッタラールーフ(ガルバリウム鋼板0.4mm厚)と断熱材(ポリイソシアヌレートフォーム)、アルミ製の取付金具で構成され、その重量は一平米あたり6.7kgと軽量です。
設置は屋根に穴を開けるなど既設屋根を傷めずに簡単に取り付けることができます。
パネル表面には防舷加工を施し周辺環境にも配慮。
折板屋根はその形状から谷に熱がこもりがちですが、元旦エコパネルはフラットな面で日射を受ける屋根表面積を小さくすることで、折板屋根よりも効率的に日射を受け止めることが可能です。
従来断熱改修との比較
元旦エコパネルシステム | 従来の断熱改修工法(二重折板) | |
---|---|---|
断熱材仕様 | イソシアヌレートフォームt=50mm (t=35、40、50mm選択可能) | グラスウール t=100mm (10kg/㎥品) |
熱貫流率 (W/㎡・K) | 【50mm】 0.374(W/㎡・K) 【40mm】 0.460(W/㎡・K) 【35mm】 0.520(W/㎡・K) | 0.470(W/㎡・K) |
重量(kg/㎡) (※1: 新設部分のみ) | 約6.7kg/㎡ ※1 (従来工法の約56% ※2) ※1:50 ㎜仕様 ※2:当社調べ | 約12.0 kg/㎡ |
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改修費用と工期を低減 バリヤネット78
「元旦エコパネルシステム」の大きな特長は、独自に開発した屋根落下防止装置「バリヤネット78PAT.P」を標準仕様とし、それを組み合わせることで、施工時に大掛かりな足場を組まなくても作業が行えることです。
従来よりも工期を半分に、改修コストを約2割減にすることが可能です。
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遮熱が必要な場所に設置
「元旦エコパネルシステム」は、既設の折板屋根の上に、ユニット化した断熱パネルを敷設するため、部分的な設置が可能です。
建物全体に設置しなくも、例えば事務所の真上など必要なところだけに設置することで、改修コストを低減できます。
さらに、取り外しができるため賃貸物件や仮設店舗にもご使用いただけます。
「元旦エコパネルシステム」は、あらゆる折板屋根のほか、瓦棒葺き、立ハゼ葺きにも対応します。