元旦ビューティ工業株式会社

マルクヨクサンキュー 0120-09-49-39

実現してきたアイディアの一つひとつに
物語があります。
ここでは元旦の画期的な製品や技術を
誕生秘話と共にご紹介します。

EPISODE 01

1967

誰もが縦葺き屋根に問題があると
認識していても疑問を持たず、
変えようとしなかった。

雨水は上から下に縦に流れる。
だから水を流す方向に沿って屋根を縦に葺くのが当時の常識。
しかし大雨で屋根上の水かさが高まると、
毛細管現象により屋根のつなぎ目部分から
雨水が浸入していた。

常識を疑い、改善・工夫。
自由な発想が世の中のスタンダードを
変えていく。

金属屋根を横に葺き、つなぎ目部分の形状を工夫。
雨漏りの原因であった毛細管現象を抑止する構造に。
結果、大雨でも雨漏りしない金属屋根が大ヒット。

皆が口々に「美しい」「美しい」という。
だからビューティルーフと名が付きました。

EPISODE 02

1977

長い金属板の輸送は困難。
短くカットしようにも、
漏水リスクを抑制できない。

金属屋根の施工法はつなぎ目のない一枚の板を使う長尺工法が当時の常識。
しかし、長尺の金属板を輸送することは危険を伴い、現場で成形するにもロスが大きい。かといって短くカットすると漏水リスクも増える。金属の性質として熱伸縮もあり、ジョイント部分に隙間が空く可能性もある。

屋根が熱伸縮するのなら、
継手(ジョイント)で対応すれば良い。

素材が熱伸縮することを前提に、
特殊加工した継手捨て板を用いて
水を流す道をつくる。
金属板が熱で伸びても縮んでも、雨漏りしない。

Point

定尺工法が実現し、安全性と効率性が向上
横葺き金属屋根メーカーとして初の工場生産を実現

継手の開発により、屋根材同士をあらかじめ切断しておき、現場でパーツを繋ぎ合わせて屋根材を完成させる定尺工法を実現。
屋根材が短く扱いやすくなり、施工が簡素化されたことで、安全性と効率性を向上することに。さらに最大の利点は屋根材の規格化。継手と定尺工法の開発により、当社は横葺き金属屋根メーカーとして初めて規格品の工場生産を実現。
高品質の屋根材の安定供給により、屋根需要増に応え、大きく成長することになりました。

EPISODE 03

2017年

雨といは落ち葉が詰まるものである。
メンテナンスコストがかかる。

屋根から流れる雨水を適切に排水するための雨といは、落ち葉が詰まって雨水がオーバーフローすると、外壁の腐食や劣化に繋がります。
それを防ぐためにも定期的にメンテナンスが必要ですが、コストのかかる存在です。

落ち葉が入って詰まるのなら、
落ち葉を通さずに水を通せば良い。

雨といに落ち葉除けカバーを一体化。
小さな孔から雨水を取り込む。
落ち葉は入らない。雪にも強い。
また落ち葉除けを引っ張り上げて固定する構造により、樋の耐風圧性能と耐積雪荷重を高めることも同時に実現。

EPISODE 04

2021年

多目的な用途に使用できる
施設の建設が増加
求められる性能も多様に。

昨今の潮流として、アリーナやスポーツ施設・体育館には、
地域イベント、プロスポーツの試合、音楽コンサートなど
「多目的に使用できる施設の建設」が増えています。
しかし遮音性・吸音性・断熱性・意匠性など要件は多く、
それらを満たすにはコストも掛かる。

屋根施工と同時に直天井をつくる
大幅な工期短縮・要求性能トータルで実現。

屋根を施工する際、直天井も一緒につくることができる特許工法を開発。
内部足場を使用せずに直天井の施工を可能にすることで短工期化に貢献。断熱性・吸音・遮音性・黒色天井の実現により音楽イベントやスポーツイベントに最適な施設を実現。全国に採用が広がっています。

Point

削減したコストの有効活用

これまで当たり前にかかるはずだったコストを削減できることで、断熱材や吸音材などに予算を充てることができます。近年問題となっている職人不足に対しても、施工を簡易化したことで現場の省人化で対応します。

EPISODE 05

2022年

規模の小さな工事では費用の問題から
工事を諦めていた方々のために。

元旦内樋の反響により、雨といの工事を希望する方が増加。

しかし、一般住宅の屋根・雨といリフォームの為だけの足場設置は費用の負担が重く、工期も長くなり防犯上の不安もある。
かといって安直に「梯子」をかけて作業を行うのは最も危険。

足場を組まずに工事ができる
屋根作業用の安全装置を開発。

屋根作業安全装置「スムースライド77」を開発。
取り付けが簡単で、土地の広さや屋根の勾配に関わらず設置が可能。
それにより工事の際のコスト削減、工期の短縮を実現しました。

Point

元旦にしかないオリジナルの製品群で屋根・
雨といリフォームの世界に新風を吹き込む

屋根や雨樋に悩むより多くの人が、画期的な製品のメリットを享受できる世の中にするために取り組みを続けております。

EPISODE 06

2023年

急勾配の屋根リフォーム
滑りやすい金属屋根で安全性の確保が必要

屋根は一般的に下(軒先)から上へ葺いていくもの。
しかし勾配のきつい屋根では屋根が滑りやすく転落の危険性が。

滑りやすく危険なら、
屋根を踏まずに上から下へ葺けば良い

屋根を上から下に葺く「バッキング工法」を開発。
滑りやすい金属屋根を踏むことが無いことから危険性を低減し、
作業効率が向上。

Point

安全性と美しい仕上がりの実現

施工時に屋根を踏むことがないため、錆びや水漏れに繋がる傷・へこみの回避に繋がります。工事は安全性を高め負荷を減らし、美しく仕上がり、施工不良も防ぐ。
作業者が安全に屋根の施工を行うことができ、工期の短縮にも繋がります。
一般住宅向け製品としては4.5寸以上の急勾配時に適する断熱ビューティルーフ3型がこのバッキング工法に対応。
リフォームに最適な最新の高性能金属屋根で、快適な生活と美しい屋根を皆様にお届けします。

常識を疑う。
そして、フットワーク軽く新たな
課題にチャレンジする。

すると、また新たな課題が生まれる。

「こういう課題があるなら、
こうすればいい。」

また新たな課題に直面する。

「ならばこうだ。」
今日もまた一歩進む。

その繰り返しが今日の当社を創り、
この先の未来を切り拓いていくのです。

フットワーク軽く自由な発想で
未来の屋根と人の暮らしに貢献します。
それが元旦ビューティ工業です。

当社の次のアイディアに
ご期待ください!