ビス固定しても漏水しないデッキプレート
+高耐候性塩ビシートの二重防水
規格
- 有効幅:400~620mm
- 勾配:3/100以上
※有効長さについてはお問い合わせください。
性能
屋根30分耐火構造
ジャバラルーフは屋根30分耐火構造の認定を取得しており、建設省告示第1365号により、発泡系断熱材50mm以下の断熱材を使用することが可能です。
- FP030RF-1889(1):裏貼なし
- FP030RF-1889(2):裏貼あり
※支持スパン2,750mm以下
※ジャバラルーフ板厚:1.0mm/1.2mm
※有効幅:400mm
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「ジャバラルーフ」と「サーナルーフ」を使用した
二重防水システムが工期を短縮、施工後の室内への漏水も防ぐ
「二重防水システム」とはビス固定しても漏水しないデッキプレートの「ジャバラルーフ」と高耐候性塩ビシート「サーナルーフ」で構成する防水システムです。
防水シートの経年劣化により、漏水が発生しても、下地の「ジャバラルーフ」の排水機能で建物の外へ排出します。「ジャバラルーフ」施工後は室内への漏水の心配がないので、内装工事と屋根工事の同時施工が可能、工期短縮に繋がります。
断面図(二重防水システム)
また、積雪地における冬場の施工では、デッキプレート上の雪や氷を完全に取り除くことは難しく、屋根内部に残ってしまいます。これらが施工後に溶け出し、室内に漏水するケースがあります。
「ジャバラルーフ」は、屋根内部に残った雪や氷も水下の隠し樋に集めて外部に排出する構造(特許工法)になっているため、竣工後の漏水の心配がありません。
「ジャバラルーフ」と一般的なデッキプレートの構造比較
ジャバラルーフ
「ジャバラルーフ」は施工中の雨水を受けとめ、水下に設置した隠し樋に流します。隠し樋に集まった雨水は、排水ドレンにより建物外部に排出されます。
一般的なデッキプレート
従来はデッキプレートの水下側に流れた雨水がそのまま室内に流れ込むため、仕上げ材(防水シート)を敷くまで内装工事を進めることができません。
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流れ方向に継ぎ目が無く、途中で漏水しない(現場成形対応)
「ジャバラルーフ」は水上から水下まで継ぎ目の無い1本の屋根材で施工します。流れ長さが10m以上の長い屋根でも、現場成形により継ぎ目の無い1本の屋根材で施工することが可能です。
一方、一般的なデッキプレート下地工法は、梁の上でジョイントする工法のため、継ぎ目から漏水が発生します。シート防水の屋根は勾配が緩いため、デッキプレートを重ねて繋いだり、防水テープ等の繋ぎ目を塞いでも完全に防水することは困難です。
「ジャバラルーフ」と一般的なデッキプレートの構造比較
ジャバラルーフ
一般的なデッキプレート
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有効幅を変えられる「ジャバラルーフ」
「ジャバラルーフ」は、水上と水下の屋根材の重なりを変えることで、扇状や円錐状の屋根(下地)が作れます。
材質・板厚
材質 | 板厚(mm) |
---|---|
カラーガルバリウム鋼板・フッ素ガルバリウム鋼板 | 1.0・1.2 |
その他の材質・板厚については多少納期を必要とします。ご相談ください。
施工断面図
ジャバラルーフ 強度グラフ(有効幅400mm)
※グラフの数値は屋根単体の強度です。詳細は物件ごとに計算書で確認してください