住宅屋根(新築・リフォーム)
耐久性が高く、軽量な金属屋根。
大型建築で培った高い加工技術と製品精度を住宅屋根に活かし、
安全・快適な住まいを提供します。
屋根のリフォームは、既存の屋根を剥がさずに上から新しい金属屋根を被せる「カバー工法」をおすすめします。
大型建築から戸建てまで、金属の特性や施工を熟知した製品を数多く取り揃えています。
金属屋根は軽量で高耐久
また、金属屋根にも、素材によって様々な特長があります。
アルミニウム素材は、屋根材の中で最も軽量(鉄の1/3)で高耐久な素材として注目されています。
当社の住宅横葺き金属屋根「断熱ビューティルーフ2型」は、カラーアルミ素材もご用意しております。
素材による耐久性
カラーガルバリウム銅板
カラーアルミ
カラーステンレス
建築から43年経過した現在(2016年)では、多少の退色(塗膜劣化)は見受けられますが、屋根の穴あき・漏水はありません。
施主様より「メンテナンスに費用がかからず助かる」との声を頂戴しています。
カバー工法で高断熱にリフォーム
住宅横葺き金属屋根「断熱ビューティルーフ2型」
住宅横葺き金属屋根「断熱ビューティルーフ2型」は、屋根材の下に専用の断熱バックアップ材を敷き込んだ、高断熱・高水密な屋根材です。
カバー工法
住宅横葺き金属屋根「断熱ビューティルーフ2型」は、既存の屋根を剥がさずに、軽く耐久性のある金属屋根で上からカバーします。廃材を処分することなく屋根をリフォームできます。
※瓦の場合は、瓦を下ろして金属屋根を施工します。
高断熱
金属屋根材の下には「断熱バックアップ材」を敷設します。
構造体の外側に断熱層をつくるため、屋根の表面温度を室内に伝えにくくなります。
夏の寒さ、冬の寒さから建物を守るだけでなく、小屋裏の結露や、雨音を抑制する効果もあります。
断熱性能の比較
※室内側表面温度は、屋根面付近温度80℃、室内温度27℃に設定し、熱還流率からの自在の表面温度を算出しています。
※算出した計算は、参考値です。性能を保証するものではありません。
高水密
金属屋根の下に敷設する「断熱バックアップ材」は防水機能を持っているため、
結露により発生した水は屋根外部に排出し腐食を抑制します。
台風等でも高い防水性を実証しています。
意匠性
屋根材同士のジョイントは、継手カバー不要の密着「しがらみジョイント(特許工法)」により、
カバーレスのすっきりとした美しいデザインを実現します。積雪時の継手カバーの脱落も防止。
また、金属屋根と合わせて落ち葉が入らない雨とい「元旦内樋」と「住宅換気棟」を統一カラーで揃え、
意匠性を向上させることができます。
屋根と合わせておすすめの製品
落ち葉が入らない雨とい「元旦内樋」
「元旦内樋」は、雨水を取り込むように設計した「落ち葉除け」が落ち葉等の詰まりを防ぎ、危険な高所作業を軽減します。急勾配でもしっかり水を取り込むことができます。
※落ち葉除けの孔より小さな葉や砂が入ることがあります。
※設置環境に応じてメンテナンスが必要です。
専用取付金具により、金属屋根だけでなくスレートや瓦などの様々な屋根、あらゆる軒先形状に対応し、後付け可能です。
樋に落ち葉除けをフック状に固定し吊り上げる構造によって、吹き上げる風や積雪に強さを発揮します。
自然の風力で屋根裏の熱気や湿気を換気する「住宅換気棟」
「住宅換気棟」は自然の風力を利用して、屋根裏の熱気や湿気を外部へ排出します。新築・リフォームどちらでも設置可能です。
詳しい換気の仕組みは動画をご覧ください。
住宅換気棟 空気流動実験
自然の風力で換気する「住宅換気棟」をムービーでご紹介。
リフォーム事例
新築におすすめの金属屋根
フラットで美しい水平ライン「マッタラールーフ7型Ⅱ」
住宅用平滑葺き金属屋根「マッタラールーフ7型Ⅱ」は、大型建築で多数実績のある製品をベースに住宅用に開発した製品で、高い耐風圧性能・水密性を有します。
屋根面に桟のない、フラットなデザインです。
緩勾配屋根のメリット
屋根勾配を緩くすることにより、高さ制限の中で、天井をできる限り高くして内部空間を広げたり、2階に大きな掃き出し窓の設置ができるなどメリットがあります。
また、屋根形状がフラットになるため、吹き付ける風の影響を受けにくくなります。